「借り換えって、いつからできるの?」
「1年以内でもいける?」
「結局、何年目から“得”なの?」
この疑問はすごく多いです。先に結論を言うと、
- 借り換えは“いつからでも検討自体は可能”(ただし金融機関・条件次第)
- 得かどうかは“借りた年数”よりも、残債・残り年数・金利差・諸費用で決まる
- 最後は 諸費用込みのシミュレーションで「回収まで何年(損益分岐点)」を出すのが確実
この記事では、まず入口として「いつから/何年目から」の目安を整理し、最後にあなたの条件で諸費用込み試算へつなげます。
借り換えって“何年目から”って言われるけど、結局いつ動けばいいの…?
DAN“何年目”だけで決めるとズレやすいです。まずはいつからできるかと、得になりやすい条件の目安を整理しましょう。
先に答え:借り換えは「いつからできる」?
借り換えは、基本的に 新規の住宅ローンを組むのと同じです。なので「借入して何年経ったか」だけで一律に決まるわけではありません。
ただ、現実には次の理由で 借入直後だと通りにくい・メリットが出にくいことがあります。
- 金融機関によっては、一定の返済実績(延滞なし等)を見られることがある
- 借り換え直後は、諸費用の回収が間に合わないことがある(=得になりにくい)
- 団信の加入(健康状態)など、審査要素が増える
チェックすべきはこの3つだけ
- 延滞がない(過去〜直近)
- 勤続・年収・他借入など、審査面で大きな不安がない
- 借り換えで下がる利息が、諸費用を上回る見込みがある
「できるか」より先に、「やる意味があるか」を同時に見に行くのがコツです。
じゃあ、今すぐでも申し込みはできるってこと?



申し込み自体は可能でも、重要なのはできるかよりやる意味があるか。このあと“損しない確認ポイント”をサクッと押さえます。
1年以内(1年目)でも借り換えできる?
1年以内って“早すぎて無理”ってイメージがある…



できる可能性はあります。ただ、早いほど諸費用負けが起きやすいので、最初から諸費用込みで考えるのが安全です。
結論:できる可能性はあります。ただし「できる=得」ではありません。
1年以内の借り換えは、特に次の落とし穴が多いです。
1年以内で損しやすい理由トップ3
- 諸費用の回収が間に合わない(手数料・登記・司法書士など)
- 団信や上乗せ金利で、思ったほど金利が下がらない
- 「月々の返済が下がった」だけ見て、総支払額で損していることがある
1年以内で検討するなら、最初から「諸費用込み」で回収年数を出す前提にしましょう。
(※ここを雑にすると高確率で判断がズレます)



この3つのどれかに当てはまると、月々が下がってもトータルで損が起きやすいです。ここで“得した気になる”のが一番もったいない。
「何年目から得?」の本質は“残り年数”と“残債”
何年目って言われるけど、結局どこを見ればいいの?



見るべきは借りた年数より、残債(いくら残ってるか)と残り年数(あと何年か)です。ここがズレると判断もズレます。
「何年目から得か」は、実は問いがズレやすいです。
本当に効くのは 借入してから何年ではなく、
- 残債(いま残っている元本)
- 残り年数(返済があと何年か)
この2つです。
得になりやすい傾向(ざっくり)
- 残債が大きいほど、利息差が出やすい
- 残り年数が長いほど、利息差を積み上げる時間がある
- 金利差があっても、諸費用が重いと逆転する
目安:この条件なら“検討ライン”に乗りやすい
絶対ではないですが、よくある「検討しやすい組み合わせ」を目安で整理します。
| 状況 | 期待値 | ひとこと |
|---|---|---|
| 残債が大きい × 残り年数が長い | ◎ 得になりやすい | 諸費用を回収しやすい |
| 残債は大きいが残り年数が短い | △ 逆転しやすい | 回収が間に合わないことがある |
| 残債が小さい × 残り年数が長い | ◯ 条件次第 | 金利差や諸費用の軽さ次第 |
| 残債が小さい × 残り年数が短い | × 損になりやすい | 利息が残っておらず回収困難 |
“何年目”より 残り年数が大事、というのはここです。
借入5年目でも、残り30年と残り10年で結果は変わります。



残り年数が短い人ほど、借り換えより繰り上げ返済が勝つこともあります。ここは“どっちが得か”を同じ土俵で比べるのが納得ルート。
「残り10年」「残り5年」でも借り換えって得?
得になることもありますが、短いほど厳しくなりやすいのは事実です。
- 残り年数が短い
→ これから払う利息が少ない
→ 借り換えで減る利息も少ない
→ 諸費用を回収できず損が起きやすい
短期(残り年数が少ない)で迷うなら、借り換えだけでなく
繰り上げ返済も同じ土俵(総支払額)で比較するのが納得しやすいです。
すぐできる:超ざっくり「回収年数」の出し方(入口版)
入口の目安として、ざっくりでも回収年数を出すと判断が早いです。
回収年数(概算)= 諸費用 ÷ 年間の削減額(概算)
ただしこの計算は、現実ではズレやすいです。
(返済方式、団信上乗せ、手数料タイプ、細かい費用…で逆転しやすい)
だから最終的には、諸費用込みで総支払額を比較して
「回収まで何年(損益分岐点)」を出すのが安全です。
この計算だけで判断していい?



入口の目安には便利だけど、実際は手数料タイプや団信でズレます。だから最後に諸費用込みで総支払額を比較して決めましょう。
結論:最後は“諸費用込みシミュレーション”で決める
ここまでで分かる通り、
- 「いつからできる?」は条件次第
- 「何年目から得?」は 残債・残り年数が主役
- そして最終判断は 諸費用込みで損益分岐点(回収まで何年)
この順で見れば、ほぼ迷いません。



ここまで読んだら、あとは早いです。あなたの条件で回収まで何年かを出せば、“借り換える/見送る”がスッキリ決まります。
✅ 次にやること
あなたの条件で、諸費用込みの借り換えメリットと“回収まで何年”を試算してください。
諸費用込みで損益分岐点(回収まで何年)を試算する
よくある質問(FAQ)
Q1. 借り換えは「いつでも」申し込める?
申し込み自体は可能でも、金融機関や条件によっては借入直後だと厳しいことがあります。まずは「得になる可能性があるか」を先に確認するのが効率的です。
Q2. 1年以内の借り換えは損しやすい?
損と決めつけはできませんが、諸費用の回収が間に合わず損しやすい条件が増えます。諸費用込みで回収年数を出しましょう。
Q3. 何年目から得か、1つの基準で決められない?
決められません。残債・残り年数・金利差・諸費用で逆転します。だからこそ、最終的にシミュレーションが必要です。
まとめ
- 借り換えは「いつからできるか」より、得かどうかが重要
- 得のカギは 残債×残り年数×金利差×諸費用
- 迷ったら、諸費用込みのシミュレーションで「回収まで何年(損益分岐点)」を出すのが最短

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