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初心者向け確定申告ガイド:基礎から詳しく解説!
確定申告は「自営業者や副業をしている人がするもの」と思っていませんか?
実は、会社員でも医療費控除やふるさと納税の控除を受けるために確定申告が必要な場合があります。
この記事では、確定申告の基本から手続きの流れ、必要な書類、節税のポイントまで初心者向けに詳しく解説します!
確定申告とは?
確定申告とは、1年間(1月1日〜12月31日)の所得(収入から経費を引いた利益)と、納めるべき税額を税務署に申告する手続きのこと。
所得税は1年間の収入に応じて計算され、すでに源泉徴収されている場合でも払い過ぎている税金が戻ってくることがあります。
例えば、会社員でも以下の場合は確定申告が必要またはしたほうが良いケースがあります。
確定申告が必要な人
- 副業の収入がある人
- 副業(ブログ、YouTube、せどりなど)で 年間20万円を超える収入 がある
- 個人事業主・フリーランス
- 開業届を出している場合、毎年確定申告が必要
- 年収2,000万円以上の会社員
- 会社員でも給与所得が2,000万円を超えると確定申告が必要
- 2か所以上から給与をもらっている人
- アルバイトを掛け持ちしている人などは、合算して確定申告が必要
- 公的年金の収入が400万円を超える人
- 年金収入が多い場合も確定申告が必要
確定申告をすると税金が戻る人(やったほうがいい人)
- 医療費控除を受けたい人
- 1年間に10万円以上の医療費を払った場合(※所得によって基準額が変わる)
- ふるさと納税をワンストップ特例なしで行った人
- ワンストップ特例を使わず5自治体以上に寄付した場合
- 住宅ローン控除を受ける人(初年度)
- 住宅ローンを組んで家を購入した人
- 会社を途中で辞めた人
- 退職後に再就職せず年末調整を受けていない場合
- 災害や盗難などで資産を失った人
- 雑損控除を受けるための申告
ふるさと納税やワンストップ特例についてはこちら!

確定申告の流れ(初心者向け)
確定申告は、以下のステップで進めます。
① 期間を確認
確定申告の期間は 毎年2月16日~3月15日(土日なら翌営業日)。
※還付申告(税金が戻ってくる場合)は 1月から申告可能。
② 必要な書類を準備
確定申告に必要な書類は、申告する内容によって異なりますが、主に以下のものを用意しましょう。
✅ 給与所得者(会社員)
- 源泉徴収票(年末にもらう)
- 医療費控除の領収書(医療費控除を受ける場合)
- ふるさと納税の寄附証明書
- 住宅ローン控除の書類(初年度)
✅ 副業・フリーランス
- 収入を証明する書類(売上台帳、銀行の入金履歴、領収書など)
- 経費の領収書やレシート
- 青色申告なら「損益計算書」「貸借対照表」などの帳簿
✅ 共通で必要なもの
- マイナンバーカード(または通知カード+本人確認書類)
- 振込先の銀行口座情報(還付金がある場合)
- 確定申告書(国税庁のWebサイトで作成可能)
③ 申告方法を選ぶ
確定申告の提出方法は3種類あります。
1️⃣ e-Tax(オンライン申告)また専用アプリ
マイナンバーカードまたは税務署発行のID・パスワードがあればスマホ・PCで申告可能。
→ 早く還付金が振り込まれるメリットあり。
2️⃣ 郵送で提出
確定申告書を作成し、税務署へ郵送(3月15日必着)。
→ 控えを残すために「簡易書留」推奨。
3️⃣ 税務署へ直接提出
税務署の確定申告会場で職員のサポートを受けながら申告。
→ 期間中は混雑するので注意。
④ 税金を納める or 還付を受ける
- 申告後、納税額が確定し、3月15日までに納税(振込・コンビニ払い・クレジットカード払いなど)。
- 還付申告なら、1ヶ月程度で指定口座に振り込まれる。
節税のポイント
確定申告を上手に行えば、税金を減らすことが可能です。
① 青色申告で最大65万円控除
個人事業主や副業をしている人は、青色申告(複式簿記)で最大65万円の控除を受けられる。
② 経費を活用
副業やフリーランスの場合、収入を得るために使ったお金は経費として計上可能。
- ブログ運営 → ドメイン代、サーバー代、取材費
- YouTube → カメラ、編集ソフト、照明器具
- せどり → 商品仕入れ代、配送料
③ iDeCo・ふるさと納税を活用
- iDeCo(個人型確定拠出年金) → 掛金全額が所得控除
- ふるさと納税 → 2,000円の負担で寄付額の税控除
よくある質問
Q1. 副業の収入20万円以下なら確定申告不要?
→ 会社員の場合は不要だが、住民税の申告は必要!
20万円以下でも住民税の支払いが発生する場合があるので注意。
Q2. 確定申告しないとどうなる?
→ 確定申告が必要なのにしないと、
延滞税・無申告加算税 が発生することも。
Q3. 申告期限を過ぎたら?
→ 期限後でも「期限後申告」が可能。ただし、ペナルティ(延滞税・無申告加算税)が発生 する場合があるので早めに対応を。
副業がバレないための確定申告の方法
副業がバレるのを防ぐには、確定申告時に 住民税の納付方法を「自分で納付(普通徴収)」に変更する ことが重要です。
普通徴収を選択する方法
確定申告書の 「住民税・事業税に関する事項」 の欄にある
✅ 「自分で納付(普通徴収)」 を選択します。
🔽 具体的な手順(e-Taxの場合)
- 確定申告書を作成
- 「住民税・事業税に関する事項」の欄を探す
- 「給与所得以外の住民税の徴収方法」→「自分で納付(普通徴収)」を選択
- 確定申告を提出する
💡 これで、副業分の住民税は会社を通さず、自分で納付 する形になります。
🔽 紙で提出する場合
- 確定申告書Bの「住民税に関する事項」で「自分で納付」にチェックを入れる
「普通徴収」にできないケースもあるので注意!
住民税を「普通徴収」にしても、自治体によっては自動的に「特別徴収(給与天引き)」にされる場合があります。
特に、以下のケースでは普通徴収が適用されにくいので注意!
普通徴収にできない可能性があるケース
- 副業の所得が事業所得や不動産所得ではなく「給与所得」 の場合
→ アルバイトなどの副業は「給与所得」扱いになるため、普通徴収ができないことがある。 - 副業の収入が自治体の「普通徴収対象外の条件」に該当する場合
→ 自治体ごとに「普通徴収が適用される基準」が異なるので、市役所のHPなどで確認。 - 確定申告の際に普通徴収を選択し忘れた場合
→ 申告書の記入ミスで、自動的に特別徴収(会社経由)になってしまう。
💡対策として…
- 副業の所得を「事業所得」または「雑所得」として申告する(※アルバイトは不可)
- 確定申告書で「普通徴収」をしっかり指定する
- 住民税の納付方法について、事前に自治体のHPで確認する
住民税以外で副業がバレる原因
住民税のほかにも、副業がバレる原因はいくつかあります。
① 会社の人に話してしまう
副業がバレる原因の多くは 「うっかり自分で話してしまう」 こと。
同僚や上司に話すと、意外なところから情報が漏れることも。
② 副業で会社と同業の仕事をする
就業規則で「競業禁止(同じ業界での副業NG)」がある場合、副業が会社の競合になってしまうと問題になることも。
③ 確定申告をしない
「副業の収入がバレるのが怖いから、確定申告をしない」というのは 絶対NG!
未申告は税務調査の対象になり、会社にバレるどころか追徴課税を受けるリスクがあります。
まとめ
確定申告は「面倒」と思われがちですが、正しく申告することで税金が戻ることもあります。
特に、副業をしている人や控除を活用したい人は、しっかり理解しておきましょう!
- 住民税の納付方法を「普通徴収」にする
- 副業の所得を「事業所得」または「雑所得」で申告する
- 確定申告を忘れずに行い、適切に税金を納める
- 同僚や上司に副業の話をしない
- 会社の競業禁止ルールに違反しないよう注意する
💡 会社にバレずに副業を続けるためには、確定申告の方法がカギ!
住民税の納付方法をしっかり選べば、リスクを最小限に抑えられます。
もし「確定申告を間違えてしまった!」という場合でも 修正申告 や 住民税の納付方法の変更申請 でリカバリーできるので、焦らず対応しましょう!
e-Taxだけじゃない!今は初心者でもカンタンにスマホで確定申告!
確定申告はスマホでも簡単にできます。
「何から始めればいいかわからない」「手間をかけたくない」という方でも、マネーフォワード クラウド確定申告や弥生会計オンラインを使えば、質問に答えるだけで申告書が完成し、そのままe-Taxで提出できます。


出展 国税庁 確定申告特集
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/
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