「夜泣きが続いて寝不足…」「毎晩抱っこでぐったり…」そんな育児の悩み、抱えていませんか?
赤ちゃんの夜泣きには必ず理由があり、対策を知っておくだけでぐっとラクになることも。
この記事では、今日から試せる夜泣き対策を7つ厳選してご紹介。赤ちゃんもパパママもぐっすり眠れる快眠習慣を身につけましょう。
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夜泣きの原因とは?
夜泣きの主な原因は以下の通りです:
- 睡眠リズムの未発達(生後0〜6ヶ月)
- 脳の発達にともなう夢・刺激(生後6ヶ月〜)
- 成長痛や不安感、人見知りなど
- 外部環境(明るさ・音・温度など)の影響
特に生後6〜9ヶ月頃は、夜泣きのピークとされ、”睡眠退行(スリープリグレッション)“と呼ばれる現象も関係します。
赤ちゃんの夜泣きは異常ではなく、「今だけの成長過程」だということをまず知っておきましょう
1. 生活リズムの固定|朝の光が夜泣き改善のカギ
赤ちゃんの体内時計はとても繊細。毎日バラバラの生活だと、夜中に目が覚めやすくなります。
【ポイント】
- 毎朝 同じ時間に起きること から始めましょう。
- 起きたらカーテンを開けて、しっかり 太陽の光を浴びさせる。
- 夜は少しずつ照明を落とし、「夜=眠る時間」と認識させる。
朝の光は「セロトニン(幸せホルモン)」の分泌を促し、結果として「メラトニン(眠気を促すホルモン)」の分泌も安定。睡眠リズムが整ってきます。
2. 入眠儀式を取り入れる|「寝る前のルーティン」で安心感
赤ちゃんは繰り返しに安心感を覚える生き物。寝る前のルーティンを決めて、毎晩同じように過ごすことで「これから寝るんだな」と理解しやすくなります。
【おすすめの流れ】
お風呂 → 授乳(またはミルク)→ 絵本 → 子守唄 → おやすみの言葉
最初は時間がかかっても、続けることで赤ちゃん自身が“心の準備”をできるようになります。
3. ホワイトノイズで安心空間を作る|胎内の記憶を活かす
赤ちゃんはお腹の中で「ゴー」「ザー」といった音に包まれていました。その音に似た“ホワイトノイズ”を使うと、落ち着いて眠れる子も多いです。
【使い方】
- 専用アプリや家電の音(換気扇やドライヤーの弱音など)を使う
- 音量は静かなテレビの音くらいを目安に
夜中に起きてしまっても、周囲に安心できる音があると再入眠しやすくなります。
4. 昼間にしっかり活動|「起きる時間」を充実させる
赤ちゃんも昼間にしっかり活動すると、夜の眠りが深くなります。
特に午前中の外遊びは体内時計のリセットに効果的です。
【活動例】
- ベビーカーでの散歩
- 室内でも音楽に合わせて手足を動かす
- 親子で触れ合う遊び
「起きる時間」と「寝る時間」にメリハリをつけることで、夜泣きがぐんと減る子もいます。
5. 夜間の刺激を減らす|起こさず、騒がず、静かに対応
夜中に赤ちゃんが泣いたとき、つい焦って明るい電気をつけてしまいがちですが、それはNG。
赤ちゃんの覚醒を防ぐために、できるだけ静かに対応しましょう。
【気をつけること】
- 部屋は薄暗く(常夜灯程度)
- 声は出さず、やさしくトントンや抱っこで対応
- 必要以上に目を合わせない
「夜は遊ぶ時間ではない」と赤ちゃんが理解できるようにするのが大切です。
6. 安心感を与える言葉かけ|ママ・パパの声は魔法
寝る前に決まった一言をかけてあげるだけで、赤ちゃんはとても安心します。
【例】
「ママはそばにいるよ」
「大丈夫、ずっと一緒だよ」
「おやすみ、いい夢見てね」
毎晩、同じトーン・同じ言葉をかけることで、赤ちゃんにとって「眠るスイッチ」にもなります。
7. ママ・パパの心の余裕|無理しないで、頼っていい
一番大切なのは、ママ・パパ自身が心と体を休めること。
赤ちゃんは親の感情にとても敏感。疲れやイライラを察知すると、安心できず眠りが浅くなってしまうことも。
【心のケア方法】
- パートナーと交代制にする
- 実家や周囲に頼れるときは頼る
- 市町村の育児サポートや電話相談を活用する
夜泣きはいつか終わります。
だからこそ、「自分だけで頑張らないこと」が何より大事です。
月齢別|おすすめの夜泣き対策一覧
月齢 | 特徴 | おすすめ対策 |
---|---|---|
新生児期(0〜2ヶ月) | 昼夜の区別がなく、眠りが浅いことが多い | ・朝に光を浴びさせる ・静かな環境づくり ・優しく包む(おくるみなど) |
3〜4ヶ月 | 少しずつ昼夜のリズムがつき始めるが、夜泣きが増えやすい | ・入眠儀式を始める ・ホワイトノイズ導入 ・安心の言葉がけ |
5〜7ヶ月 | 寝返りや人見知りが始まり、不安で泣くことが増える | ・決まった寝かしつけルーティン ・夜間の刺激を避ける ・安心グッズの活用 |
8〜11ヶ月 | 成長に伴い夢を見始める時期。不安で夜中に目覚めやすい | ・日中にしっかり遊ぶ ・同じ言葉で寝かせる ・夜間は静かに対応 |
1歳以降 | 自我が芽生え、夜中に泣くことで親の反応を確かめるようになる | ・日中のスキンシップを増やす ・抱っこしすぎない ・ママ・パパの心の安定 |
病気との見分け方|注意すべき夜泣きのサイン
いつもと違う泣き方や体調の変化がある場合は、病気の可能性も。 以下のような場合は、医療機関への相談をおすすめします。
- 泣き方が激しく、明らかに苦しそう
- 発熱、咳、下痢など体調不良がある
- 中耳炎や鼻づまりの疑い(耳を触る・鼻が詰まっている)
「いつもと違う」を見逃さないことが大切です。
睡眠環境をチェックしよう
赤ちゃんが安心して眠れる環境か、以下のポイントを見直してみましょう。
チェックポイント | 内容 |
室温・湿度 | 20〜24℃/湿度50〜60%が目安 |
照明 | 寝室は薄暗く(常夜灯程度) |
音 | 静かすぎず、ホワイトノイズの使用も◎ |
寝具 | 固めの布団、安全な寝姿勢(仰向け) |
ママ・パパの睡眠の質も大切に
夜泣きが続くと、自分の睡眠時間を確保するのも難しくなります。 でも、「短くても質の良い睡眠」を意識することで、負担を軽減できます。
- スマホを控えて、赤ちゃんが寝たら一緒に寝る
- パートナーと交代制で休む
- 昼間でも10〜20分の仮眠でリフレッシュ
完璧を目指さず、まずは自分自身の心と体を守ることから始めましょう。
まとめ|夜泣きは「今だけ」、だからこそ無理しない
夜泣きは、赤ちゃんの心と体が育っている証。 とはいえ、親にとっては本当に過酷な時間でもあります。
大切なのは、「ひとりで抱え込まないこと」。 今日からできる小さな工夫を積み重ねながら、家族で乗り越えていきましょう。
「うちの子だけじゃない」「完璧じゃなくていい」 その気持ちが、ママ・パパにとってのいちばんの安心材料になるはずです。
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